脊柱管狭窄症による歩行困難からサーフィンができるようになるまでの軌跡
男性50代 スタジオONE東京本店のお客様
CONDITIONS AND PROBLEMS
初回相談時点の状態とお悩み
●立ち上がるとき、階段の上り下りなど、日常動作で腰に激痛があり、とくに歩行は困難だった
●ふくらはぎや足裏がときどきつる(右が多い)
●体重が右足に乗る感覚がない
●階段の下りるとき右足に体重をかけるのが怖く、膝に力が入らずガクッとなる
●タバコ吸ったあとに、股関節に違和感や痺れがあり、右足が出づらくなる
●1ヶ月前から波乗りの時に、右足が上がらなくなった
●1年前から、10分歩いたら膝下がストーブのように熱くなってブラブラするようになった
●5~6年前からサッカー・サーフィンのときに、気圧によって動けないことがあった
●5~6年前から、左右10回ほど膝に水が溜まった
ROAD TO RECOVERY
回復までの道のり
- 悩みを抱えていた部位
- 腰、股関節、膝
- 回復に要した時間
- 1か月間
 
 ~初回セッションからの回復の経過~
 17日後:
 ●腰の激痛は軽減し、痛みの度合いは7/10へ
 ●体重が右足に乗る感覚がでてきた
 ●階段上る時の膝の違和感が和らいだ
 ●タバコを吸ったあと、股関節の痺れは3/10に減り、股関節が押されるような違和感も軽減された
 
 1か月後:
 ●腰の痛みの度合いは4/10へ
 ●階段を上る時の膝の違和感は0へ
 ●タバコを吸ったあとの股関節の痺れは1/10へ、股関節が押されるような違和感は0へ
 
- 受講セッション
- リカバリープログラム:週1回を1か月間、その後月3回を3か月、現在は月1回にて継続6年目
- 実施した自宅トレーニング
- ◎リカバリー体操
 ・両手バンザイ・足倒し(仰向けで、両手をバンザイした状態で両膝を立てて足を左右に倒し、背骨まわりの筋肉の緊張を解放する)
 ・両手バンザイ股関節倒し(仰向けで両手をバンザイした状態で両足を開いて、両膝を立てて足を左右に倒し、股関節まわりの硬さを和らげる)
 ・腸頸靱帯ほぐし・はがし(ちょうけいじんたい:太ももの外側に存在し、骨盤の上から膝下までをつなぐ靱帯)
 ・仙腸関節(せんちょうかんせつ:骨盤のせんこつとちょうこつをつなぐ関節)ほぐし・はがし(リカバリ―ボールで、かたさを取り、筋肉・筋膜・関節の動きを取り戻す)
 ・腸腰筋ストレッチ(ちょうようきん:みぞおちのあたりからついて、股関節を通って、足の付け根までついている筋肉)をのばす
 ・足裏ほぐし・はがし(リカバリーボールで、足裏のかたさを取る)
RECOVERY PROGRAM
回復プログラムの内容
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                見極めの 
 ステップ
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                【からだタイプ】 首:首こり 
 肩:肩こり
 背中:腰からの影響でかたさあり
 腰:かたさ・右腰に痛みあり
 股関節:押されるような痛みあり
 足:ふくらはぎの硬さと右足人差し指、薬指、小指の動きが鈍い【からだの歴史】 ●脊柱管狭窄症と診断された 
 ●ぎっくり腰を繰り返している【原因の見極め(仮説)】 ●脊柱管狭窄症の影響から右腰・右腸腰筋・右股関節・右足指(人差し指・薬指・小指)の機能低下が見られる 
 ●骨盤・腸腰筋・股関節の動きが制限されている影響から、膝へその分の負担がかかっている【プログラム組み立て前チェック】 ◎チェック 
 ・歩行の確認
 ・カウンセリングを行い、からだの状態を確認
 ・歩行とカウンセリング・施術から、からだの痛みや不調の可能性を洗い出し
 
 ◎結果
 ・仙腸関節から腰だけでなく、腸腰筋、股関節、足首と全身に硬さが見られた
 ・過体重、喫煙者でもあるため、関節、筋肉に対する負担が大きくかかっている状態
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                回復の 
 ステップ
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                【回復プログラムの決定】 日常動作における腰痛、膝痛がなくなることを目標に回復プログラムを決定 
 ① リカバリー体操
 ・足倒し、股関節倒し
 ・仙腸関節ほぐし・はがし、腸腰筋ほぐし・はがし
 などを1日1回各部位へ行い、硬くなった筋肉・筋膜・関節を整えて動きやすくする
 
 ②正しい階段の上り方・下り方の習得
 階段の上り下りのときに、膝への正しい体重のかけ方のトレーニング
 体重を減らさなくても正しい位置にすることで、痛みが軽減することを実感
 
 ③リカバリートレーニング
 座るなど、正しい日常動作を継続できるためのからだづくりとして、必要な軸、筋力、柔軟性を養う【自宅での回復プログラム】 ◎リカバリー体操 
 ①バンザイ足倒し(仰向けで両手をバンザイした状態で両膝を立てて足を左右に倒す体操)
 ②バンザイ股関節倒し(仰向けで両手をバンザイした状態で両足を開いて、両膝を立てて足を左右に倒す体操)
 ③腸頸靱帯ほぐし、はがし(ちょうけいじんたい:太ももの外側に存在し、骨盤の上から膝下までをつなぐ靱帯)
 ④仙腸関節(せんちょうかんせつ:骨盤のせんこつとちょうこつをつなぐ関節)ほぐし・はがし(リカバリ―ボールで、硬さを取り、筋肉・筋膜・関節の動きを取り戻す)
 ⑤腸腰筋ストレッチ(ちょうようきん:みぞおちのあたりからついて、股関節を通って、足の付け根までついている筋肉)をのばす
 ⑥足裏ほぐし・はがし
 
 それぞれを、毎日自宅で適圧のレベル(もっともやさしいレベル)で行うところからスタートし、2か月目からは、月3回のセッションでからだの状態を確認し、リカバリー体操のレベルアップ、メニュー追加、変更を行いながら回復を目指しました【リカバリープログラム受講】 ●月3回リカバリ―プログラムを受講 
 ・ヒアリング(からだの状態、過ごし方:睡眠・仕事・活動など)
 ・リカバリー体操の確認・修正・変更(動画を撮りながら、トレーナーと一緒に実施)
 
 ●自宅での「リカバリー体操」
 ・1日1回〜3回毎日取り組んでいただきました【改善の軌跡】 ◎27日経過:膝痛が0/10、腰痛が4/10になったた 
 ◎2か月目以降:腰痛0へ向けて現在も月1回パーソナルを受講中
AFTER RECOVERY
回復後の様子
現在は趣味のサーフィン再開へ向けてトライ中、回復も挑戦も楽しみながら前進