【体験レポ】自己流のケアとの違いを実感!パーソナルだからこそ得られた腰痛改善&予防

腰痛腰痛ONE

腰痛ワンプログラム体験レポート

今回、腰痛ワンの体験レポートに協力してくださったのはSさん。腰痛や肩こりが重度でなかったこともあり整体や鍼、マッサージに通いながら腰痛と肩こりを自己流でケアされていたのですが、ぎっくり腰で3日間寝たきりになったことをきっかけに根本解決を目指されて、腰痛リカバリープログラムに取り組まれました。結果的に、腰痛改善だけでなく、肩こり改善やスタイルアップまで実現されたSさんの取り組み様子をご紹介します。

この記事はこんな人に役立ちます

・腰痛の根本解決の方法を探している
・腰痛改善のためのトレーニングの効果が知りたい
・パーソナルトレーニングを受けるべきか迷っている
・腰痛改善プログラムの難易度が不安

体験者のプロフィール

今回ご紹介する腰痛ワン体験者は、東京在住のSさん(40代・女性)。腰痛ワンの12回基本プログラムはすでに卒業されたのですが、その後もトレーニングで週1回スタジオに通っていらっしゃいます。

腰痛ワンにいらっしゃる前は、普段から腰痛や肩こりはあるものの、さほど重症ではなかったこともあり、「人生に腰痛や肩こりは付きもの」だと、さほど気にされていなかったとのこと。月1回程度、整体や鍼、マッサージに行くことで、からだをメンテナンスして乗り切っていたようです。

では、なぜ腰痛ワンのリカバリープログラムを受けようと思ったのでしょうか?

きっかけを伺うと、直前にぎっくり腰で3日間動けなくなり、その後も痛みを引きずったことが大きかったとのこと。仕事も休まなくてはならず、大好きなライブも痛みで思い切り楽しめなった状況に「本気で腰痛を治したい!」と心の底から思われたようです。

・Sさんプロフィール
お住まい東京都
年代40代
職業会社員(デスクワーク中心)
運動経験ほぼなし
プログラム実施前のからだの状態腰痛、肩こりが日常的にある
診断結果:椎間板ヘルニア・脊柱側弯症・ストレートバック
プログラム実施前のケア方法月1回程度、整体や鍼、マッサージを利用

ぎっくり腰で寝込んだことで本気で腰痛改善を目指す!

Sさんにとって、「腰痛・肩こり」は、20代のころからの付き合い。何となくいつも腰や肩に痛みがあるのが「当たり前」で、月1回、マッサージや鍼、整体などに通ってメンテナンスをうけていたため、そういうものだととくに心配していなかったそうです。

コロナ禍になってからも、ご自身で体調管理を工夫。毎朝YouTube動画を見ながら15分ほどのヨガと、買い物ついでに30分ほどウォ―キングするのが日課でした。気になる動画を見つけては、ご自宅で筋トレやエクササイズを試していたそうです。

正直、からだのことを考えたうえでケアを続けていた状態といってよいと思います。だからこそ、腰痛や肩こりがあっても、それなりに痛みが解消できており、問題ない状態だと考えてらしたのも自然なことかもしれません。

そんな状況が一変したのは、ぎっくり腰になったことでした。

腰痛ワンのリカバリープログラム体験レポート
インタビュー風景

対症療法ではダメかも!?ぎっくり腰のつらさが考えるきっかけに

転機となったのは、月1回のマッサージや鍼などで腰痛や肩こりのメンテナンスをしながらも、「もしかすると、人の手を頼っているだけでは腰痛や肩こりの根本解決になっていないのではないか?」と思いはじめ、「そろそろ、自分でからだを動かすことをはじめよう」と考えていた頃だったと言います。

3日間くらい腰が重いなと思っていた矢先に、仕事中の会議で立ち上がろうとしても動けなくなってしまったそうです。その日のうちに整形外科を受診すると、診断結果は「急性腰痛」。いわゆる「ぎっくり腰」でした。

痛み止めの注射を打ち、薬を処方されましたが、帰ってから激痛で動けなくなり、とうとう3日間寝込むことになりました。
出社しなければできない仕事もキャンセルし、ベッドで寝ながらメールを打つなど、できる範囲で仕事を継続。

それだけでもつらい状況でしたが、その後、大好きな音楽ライブに、つらい腰痛を抱えたまま行くことになったときに、「こんな人生は嫌だ」「本気で腰痛を治したい」と思ったそうです。

腰痛の予防も考慮されていると知り腰痛ワンのプログラムを受ける決意!

ぎっくり腰になり、2度と味わいたくない苦い経験をしたときに、目に飛び込んできたのが「腰痛ONE」の文字だったそうです。

腰痛からの回復だけでなく、その後の再発を防ぐ腰痛予防まで考えられた腰痛ワンのリカバリープログラムは、Sさんの求めているものにぴったりでした。

YouTubeを使って、見よう見まねでやっていた筋トレやエクササイズといったトレーニングが、自分に合っているのか疑問だったこともあり、パーソナルトレーニングならその疑問も解消できるという思いもあったようです。

まさに「重い腰を上げ」て行動に移し、一歩を踏み出しました。

週末に受講すると決めて週1回×12回のプログラムスタート

腰痛の回復だけでなく、再発防止・予防を目指す腰痛ワンのプログラムは、週1回×12回を基本に組み立てられています。

Sさんにも基本プログラム12回の受講をおすすめしたところ、土日のどちらかを受講に充てると決められ、パーソナルトレーニングを開始することとなりました。

腰痛ワンでは、お客様ひとり一人にあったプログラムを組み立てるため、最初にヒアリングをするとともに、歩行状態の確認や、からだの可動域確認など、からだの状態のチェック(見極め)を行います。

見極めの結果、Sさんの腰痛は、デスクワーク中心で、お腹まわりの筋肉がほとんど使えていないことや、足を組む癖によるからだの歪み、さらには、数年前、足首を捻挫(ねんざ)したときの衝撃が残ったまま足首がうまく使えていないことが原因であることがわかりました。

リカバリープログラムでは、「日常生活の中で、歪みなくからだを使えること」こそが腰痛予防に繋がると考えます。たとえ痛みを一時的に軽減したとしても、歪みなくからだを使うことが身についていない状態だと、筋肉や関節に負担がかかり、結局、同じ痛みが出てきてしまうためです。

Sさんの筋肉や関節の状態を見極めて、筋肉・筋膜を「のばす」「ほぐす」「はがす」リカバリー体操をレクチャーし、痛みを取り除いていくとともに、Sさんの姿勢やからだの動かし方の癖を直し、正しいからだの動かし方を身に付けてもらうためプログラムを組み立てました。

必要に応じてバランスボールや、BOSUといった器具を使い、日常生活のさまざまな負荷に耐えられる、全身のバランス感覚を養うトレーニングを徹底して行う内容です。

リカバリープログラムは、1回50分、もしくは、100分の選択肢があるのですが、Sさんは「本気で腰痛を治したい」という固い決意のもと、毎週100分間のプログラムを選択。

一度も「長いと感じたことはない」そうです。

プログラムでは、自分のからだにすべての意識を集中しながら動かすので、頭もからだもすっきりして気持ちよく、忙しい日常のなかでリフレッシュになったとおっしゃっていました。

毎回必ずBOSUに乗ったキャッチボールでバランス感覚を養う
BOSUの上でバランスをとりながら行うキャッチボールで
毎回ウォーミングアップ

開始約1か月半で腰の痛み「0」(腰痛の痛みがまったくない状態)、食事制限なしでウエスト-6cmに!

リカバリープログラムは、週1回×12回、3ヵ月間ですべてのステップを終えることになりますが、Sさんは、折り返し地点の約1ヵ月半の時点で、腰痛「0」(腰痛の痛みがまったくない状態)、再発「0」(腰痛を再発するからだの歪みがない状態)を達成。ほかにもさまざまな変化がありました。

腰痛だけでなく肩こりが改善され、もともとなで肩でリュックが背負えない状態だったのに、リュックが背負えるようになりました。これによって、重い荷物を手に持つことでからだの左右のバランスが崩れ、腰痛に繋がっていた大きな原因を1つを解消できました。

体型にも変化がありました。なんと、食事制限なしでウエストは-6cm、パンツがすべて緩くなり、ベルトの穴の位置まで変わりました。姿勢改善と体型変化によって、洋服が似合うようになったことも喜んでいらっしゃいました。

【プログラム開始1ヵ月半で得た結果】
腰痛がなくなった
肩こりが改善された
なで肩でリュックを背負えず、重いPCの入った荷物を片手で持っていた状態から、リュックを背負えるようになった(姿勢改善)
食事制限なしでウエスト-6cm
洋服が似合うようになった(姿勢改善・体型変化)

では、実際どんなプログラムの内容がここまでうれしい結果に繋がったのでしょうか?

結果を出したSさんが行ったこと

・在宅勤務の日は、椅子をバランスボールにした
バランスボールを使うと、足を組む癖がなくなる、からだの歪みが改善される、日常で自然と体感でからだを支えられるようになる、お腹まわりの筋力を自然と使うようになるという効果があります。

・毎週自宅メニューとして提案される「リカバリー体操」を毎日行った
1週間続けることで硬かった筋肉や筋膜が柔らかくなり、からだが動く状態に変化します。そのため、からだが正しく動く状態で次のセッション(ジムでのプログラム)に臨むことができるため、腰痛の再発0だけでなく、予防メニューをマスターすることに繋がりました。

・毎週自宅メニューとして提案される「リカバリートレーニング」を週1~2回以上続けることができた
「リカバリー体操」で理想的な筋肉のやわらかさ、からだの動かし方を身に付けたあと、その状態を維持するために必要な筋力をつけるために行うのが「リカバリートレーニング」です。いままで使っていなかった、お腹を中心としたインナーマッスルを使えるようになることで、筋力がつき、姿勢改善・代謝アップ・からだが引き締まるといった効果がありました。

Sさんが実感した生活でのうれしい変化

Sさんは、ほかにもこんなうれしい変化があったといいます。

・歩くのがまったく苦じゃなくなった
・疲れにくくなった
・足を組まなくなった
・オフィスのある5階まで、エレベーターで上っていたのが、階段で悠々と上がれるようになった
・ぎっくり腰になってしばらくは、パソコンや荷物が重く感じていたが、いまでは、からだによい負荷だと感じるほどになった
・週1回のトレーニングで、からだも頭もすっきりした状態で、1週間を始められるようになった
・プログラム開始前は、腰に良いと評判の数十万円の椅子を買うべきかもしれないと迷っていたが、2000円位のバランスボール1つで、腰痛予防までできてしまった

Sさんの結果は、リカバリープログラムにしっかり取り組まれたからこそなのはもちろんですが、これだけうれしい変化を感じられたら、プログラムが楽しかったというのも納得の感想です。

自分のからだにとっての正しい動きを1回体感することが、すべての腰痛回復のはじまりで、一番の近道

12回におよぶ腰痛のリカバリープログラムを終えられたあと、担当トレーナー(曜子)が、Sさんに感想をうかがいました。

Sさんは、リカバリープログラムを受講したことで、
「自分のからだに必要なケアや、正しい動きを身をもって体感できたことが、すべての回復のはじまりになりました。また、自分のからだにあう方法を知ることが、最短で回復できる道だとも思いました。パーソナルトレーニングだからこそ、自分だけの正解がわかったのがよかったです」
と仰られました。

ご自身でもYouTubeを見ながらトレーニングを行ってみたり、さまざまな腰痛回復についての書籍や記事を読んだりと、たくさんの方に向けた解決法を試されてきた、Sさんだから感じられたことでもあるでしょう。

お話を伺うなかで、
「パーソナルトレーニングなら、リカバリートレーナーが見えないところに気づいてくれる。足首の硬さが腰痛に関係していると言われたとき、足首に原因があるとは全然知りませんでした」
「いままで(独学で)やってきたことは、無駄ではなかったけれど、少し遠回りでした」
「ひとり一人からだは違うことを再認識しました」
「一度、自分にとってのからだの動きの正解を体験すると、歯車がピタッとはまって、からだがどんどん覚えていくのを感じました。これだったんだという感覚でした」

という言葉が印象的でした。

腰痛改善の基本プログラム卒業後も、トレーニングを継続している理由

Sさんは、ご本人の希望により、12回の腰痛リカバリープログラム卒業後の現在も、毎週50分のトレーニングを継続されています。

その理由は2つ。

1つ目は、ぎっくり腰になる前に、腰痛予防には自らからだを動かすことが必要だと感じ始めてたころから、ピラティスを検討していたものの、腰痛ワンのプログラムを受けてみて、腰痛予防のためには、このまま曜子トレーナーのもとで、どんどん自分の課題をクリアしていくのがよいと感じたことだそうです。

じつは、腰痛ワンのプログラムのメソッドには、考案者の伊藤晃一がピラティスやヨガなどを学んできたなかで、必要だと感じたさまざまな要素が凝縮されています。

さらに、回復や予防を目的としたトレーニングだけはなく、ボディメイクの視点も兼ね備えたトレーニングや、食事、睡眠を含めた総合的な視点から、からだの健康の維持向上のための指導をしてもらえる点が安心できたそうです。

2つ目は、一度リカバリートレーニングができるようになっても、すぐには筋肉はつかないので、継続が必要だと感じているからだそうです。

1回トレーナーから合格をもらった種目でも、仕事が忙しくて自宅でのケアやトレーニングができないと、ちょっとしたことでバランスが崩れて、上手くトレーニングができなかったということがありました。
そういったときは、腰に違和感を覚え、また腰痛になるかもしれないという感覚も蘇るそうです。
自分のからだを知っているトレーナーのもと、続けていくことが、安心もでき、本当の意味での予防に繋がると考えて、現在もトレーニングに取り組んでいるとお話くださいました。まさにトレーナー冥利につきるひと言です。

「腰痛で好きなことを制限されたくない」という気持ちがモチベーションに

腰痛ワンのプログラムでは、リカバリー体操やリカバリートレーニングをスタジオで習得したのち、「お客様ご自身が」「自宅で」体操やトレーニングを行っていただくことで、腰痛が回復していきます。

だからこそ、ご本人のやる気(モチベーション)がとても重要で、回復のためにもっとも大切な要素のひとつです。

マッサージなどの施術で痛みが軽減するよさをご存じな方ほど、「自分でからだを動かさなければ回復しない」という部分を負担に感じ、習慣化するまでが大変な方もいらっしゃいます。

Sさんも、施術のよさをご存じでしたが、スムーズにリカバリープログラムが習慣化できていました。毎回一生懸命、課題をクリアしようとする姿勢や、宿題として提案したリカバリー体操とリカバリートレーニングをやってこられる姿を見て、プログラムに向かう強い意志を感じていました。

どうやってそのモチベーションを保ってらしたのか質問してみると、
「腰痛で楽しいことを制限されたくない。腰痛に支配されるのは本当にイヤだと思ったからです。好きなものを食べて、好きなものを見て、好きな人と遊びたいのに、腰痛だったらできませんからね」と、笑顔で語ってくれました。

楽しいことを腰痛のせいで諦めたくないという気持ちがあったからこそ、毎日忙しい中でもリカバリー体操や、リカバリートレーニングを続けられたそうです。

毎日取り組むなかで、リカバリー体操をしてからの方が、睡眠がよく取れて、コンディションの整う感覚が心地よかったため、明日すっきり起きるために、リカバリー体操をしてから寝ようという気持ちになり、リカバリー体操が「歯磨き」のように習慣になったそうです。

「リカバリー体操はからだの歯磨きとして一生続けると思います」と仰っていたSさん。

「今度旅行に行くんですが、必ずリカバリーボールを持っていきます」と語る、晴れやかな表情がとても印象的でした。