回復の喜びが原動力。痛みに悩む立場からリカバリートレーナーになるまで

トレーナー紹介

リカバリートレーナーになるまで

腰痛ONE(腰痛ワン)は、専属のパーソナルトレーナーが腰痛改善をサポートするスタジオです。「腰痛改善のためのトレーニングってどういうこと?」と思うかもしれませんが、腰痛を本気で改善させたいと思ったら、いまある痛みを取り除くだけでなく、再発予防までを目指すことがとても大切。だからこそ、腰痛ワンでは、回復から再発予防までを組み立てたプログラムを実践しています。その甲斐あってか、長年、腰痛に悩んでいろいろ試した方が、巡りめぐって腰痛ワンのプログラムにたどり着き、改善に向かった例も少なくありません。今回は、腰痛ワンで、腰痛改善を担うリカバリートレーナーにスポットを当てていきます。

この記事はこんな人に役立ちます

・そろそろ本気で腰痛を改善したいと思っている
・腰痛改善のためのパーソナルトレーニングについて知りたい
・腰痛ONEのトレーナーの経歴・質を知りたい

腰痛ワンはパーソナルトレーナーが腰痛改善をサポート

腰痛ワンは、腰痛に悩む方のために生まれたマンツーマンの腰痛改善スタジオです。お客様ひとり一人の状態にあわせた腰痛リカバリープログラムを組み立て、専属トレーナーが腰痛改善をサポートしていきます。

腰痛ワンの「リカバリープログラム」の特徴は、痛みの改善だけでなく、腰痛が再発しづらいからだづくりまでをワンセットとしている点です。お客様の腰痛改善と再発予防までをサポートするリカバリートレーナーについて、くわしく見ていきましょう。

腰痛プログラムにおけるリカバリートレーナーの役割とは?

腰痛改善のためには、腰痛に悩むご本人が頑張っていただくことが大前提ですが、一緒に改善を目指すリカバリートレーナーの役割も重要です。

リカバリートレーナーの役割は、お客様のからだの状態を見ながら、適切なリカバリー体操、リカバリートレーニングのメニューを組み立て、実行のサポートをすることです。

リカバリー体操は、腰痛回復のために必要な「宿題」のようなものです。
リカバリートレーナーが「宿題(=リカバリー体操)をやっておいてください」とお客様に体操の仕方をお伝えしたとしても、お客様が自宅で体操をされなければ、まったく意味がありません。

リカバリー体操は、「毎日続けること」で、日常生活で筋肉が硬くなる要因以上に、筋肉を柔らかくするアプローチが上回ることで、腰痛が改善されていきます。

このためリカバリートレーナーが、お客様に合わせて「無理なく続けられる方法」を提案できるか?が腰痛回復のカギを握ります。

リカバリートレーナーの腕のみせどころとは?

「リカバリー体操」は、腰痛ワンのスタジオで実施方法をレクチャーし、ご自宅で実践していただくことになります。

とはいえ、腰痛ワンのスタジオとご自宅の環境は異なります。ライフスタイルもさまざまです。体操がまったく苦でない方もいらっしゃれば、運動に苦手意識がある方、痛みでちょっとした運動をすることにも不安がある方、または面倒くさがりで毎日続けることが苦手な方もいらっしゃいます。

同じリカバリー体操を提供する場合でも、お客様のご自宅の環境や、からだの状態、ライフスタイル、ときに性格も考慮して、毎日続けられるメニューの提案の仕方こそが、リカバリートレーナーの腕のみせどころです。

このため、3つのポイントを必ずお伝えするようにしています。

1つ目は、「どのように行うか?」です。
スタジオでは、無理なからだの使い方をしていれば、トレーナーがその場で指導ができるので問題ありませんが、「リカバリー体操」は、お客様が「自宅で行う」ことが基本です。ご本人が、トレーナー不在でも、自宅で正しくリカバリー体操を行えるように、「どのように行うか?」やり方を覚えていただく必要があります。
体操に必要な90秒間や、回数などもお伝えするため、これを「リカバリータイム」といいます。

2つ目は、「(自宅の)どこで行うのがよいか」です。
設備の整ったスタジオのように、お客様のご自宅の環境が、リカバリー体操に適した状態になっているとは限りません。そのため、リカバリートレーナーは、お客様のご自宅の環境や条件の違いで、回復の効果が半減しないよう配慮しなければなりません。
だからこそ、自宅の環境をきちんとヒヤリングしたうえで体操を「(自宅の)どこで行うのがよいか」までをお伝えしています。
これを「リカバリープレイス」といいます。

3つ目は、「いつ行えばよいか」です。
朝・夜・仕事のあとなど、体操を行うタイミングも効率のよい回復のためには重要です。
ベストなタイミングでの「リカバリー体操」を習慣化していただくために、「いつ行えばよいか」についてもお話しします。
これを「リカバリータイミング」といいます。

リカバリー体操と共に必ずお伝えする3つのポイント
1. リカバリータイム(どのように)
2. リカバリープレイス(どこで)
3. リカバリータイミング(いつ)

回復の経験があるリカバリートレーナーだからこそわかる3つのポイント

じつは、リカバリートレーナー自身、腰痛やからだの痛みに悩み、以前は「お客様」として、「リカバリープログラム」を実践してきた過去をもつメンバーです。

だからこそ、いろいろな自宅環境や、忙しくて時間が取りづらいときにどうするかなど、自身の回復の経験を生かしてお客様に親身に寄り添い、リカバリー体操を続けるアドバイスができるのです。

では一体、リカバリートレーナー自身は、どんな経験を経てトレーナーを目指し、どんなことを学び、リカバリートレーナーとして活動をしているのでしょうか?

元お客様や元インストラクターなど経験を生かしたトレーナーが在籍

現在、「腰痛ワン」に在籍しているリカバリートレーナーの経歴や職業は、それぞれまったくといってよいほど異なります。

インストラクター、医療従事者、さらには、飲食店勤務から転職したトレーナーもいます。

リカバリートレーナーの経歴
・元バレリーナ、現役インストラクター
・元ヨガインストラクター
・元飲食店勤務
・現・医療従事者

元バレリーナで、人工股関節置換術の手術を行った中垣栄美トレーナー(東京本部・千葉支部)、元ヨガのインストラクターのSachikoトレーナー(香川支部)、20年におよぶこころとからだの不調からリカバリープログラムで回復し、飲食店サービスから転身した曜子トレーナー(東京本部)など、まったく違う悩みから、それぞれの悩みを解決するためにリカバリーにたどり着き、回復していった経験こそが、リカバリートレーナーの強みです。

それぞれのトレーナーが実際にからだの不調で深く悩み、苦労したのちにリカバリープログラムで回復した経験があるからこそ、困っているお客様に寄り添うことができ、アドバイスができるのです。

自身が回復した「リカバリープログラム」で今度は誰かを助けたい!

それぞれまったく異なる経歴を持つリカバリートレーナーですが、全員に共通することが1つだけあります。
それは、トレーナー自身が悩み、リカバリープログラムで回復を遂げた経験から、今度は自分が「困っている方を助けたい」という想いです。

ここで、リカバリープログラムを目指すきっかけとなった、トレーナー自身の回復の体験を紹介します。

中垣栄美トレーナー(東京・千葉)

リカバリートレーナー中垣栄美(東京・千葉)

バレエのインストラクターをする中で、生徒だけでなく、自分のからだの痛みにも悩んでいた。リカバリーメソッドと出会い、回復に必要だと確信し、学ぶことを決意。その後、人工股関節置換術での手術を経験し、術後、見事にインストラクターへ復帰。現在は、リカバリートレーナーとしても活動中。

リカバリートレーナー中垣栄美のプロフィールをチェック!

Sachikoトレーナー(香川)

リカバリートレーナーSachiko(香川)

高校での部活、子育て中と、自身も腰痛に悩まされてきた。ヨガをする中で、改善したが、その後も腰痛になり克服する経験をする。また、クラスの生徒がポーズをとる以前に、からだが硬い方が多く、からだの仕組みを解剖学の観点から学びたいと想うようになる。リカバリーメソッドに出会い、感銘を受け学ばせてほしいと直談判したエピソードも。じつは資格講習ができる前から学びをスタートしている。

リカバリートレーナーSachikoのプロフィールをチェック!

曜子(東京)

リカバリートレーナー曜子(東京)

20年間、からだと心の不調に悩み、あらゆる方法を試す中、最後にリカバリーメソッドと出会ったことで、ようやく心身の健康を叶えることができた。自分と同じように悩む方を助けたいと、メソッドを学び、長年の飲食店勤務からリカバリートレーナーに転身。

リカバリートレーナー曜子のプロフィールをチェック!

腰痛ワンのトレーナーは、トレーナー自身がからだの痛みに悩んだ経験があることも強みのひとつです。改善のために試行錯誤した経験があり、その過程でリカバリーメソッドに出会い、考案者である伊藤晃一のパーソナルトレーニングを受けて、からだの痛みが回復することを実感し、原因を理解したうえで根本から改善できる喜びに感激しました。

だからこそ、今度は誰かに自分が経験した回復する喜びを知ってほしいという思いが強いのです。

じつは厳しいトレーナーへの道

腰痛の原因と回復への道のりは、お客様の数だけ存在します。
腰痛とひと言にいっても、痛みの種類や原因もさまざま。痛みからの回復はもちろん、再発予防までをサポートするリカバリートレーナーになるのは、簡単ではありません。

お客様のからだの悩みに向き合い、改善をサポートするためには、しっかりとした知識と確かな技術が求められます。

このため、たとえ元・お客様としてリカバリープログラムで回復の経験がある、またはインストラクターの経験があるからといって、すぐにリカバリートレーナーになれるわけではありません。

「専門的な解剖(からだの仕組み)の理解」「施術スキル」「からだの動きから繊細に状態を見極めて指導するスキル」、この3つのスキルをすべてを欠けるこなく習得し、資格試験を合格した上で、ようやく、リカバリートレーナーとしてのスタートラインに立つことができます。

施術からトレーニング指導までを行うために、必要な3つのスキルを習得するむずかしさ

一般的には、施術者は、施術で回復を図るため、トレーニングの指導までを行うことはとても少ないのが現状です。同様に、トレーニングの指導を行うトレーナーが、施術まで行うのも少ないのが現状です。

このため、「施術」と「トレーニング」別々にサービスを受けに行かれている方がほとんどではないでしょうか?

しかし、腰痛ワンのプログラムでは、「施術」と「トレーニング」両方の側面からお客様のからだを回復に導いていきます。

そのためリカバリートレーナーは、「施術者」と「トレーナー」の両方の専門的なスキルが必要です。両方のスキルを身に付けるからこそ、「痛みの改善+腰痛予防」を1セットとして、体操やトレーニングまで指導を行う腰痛ワンのプログラムを提供できるようになるのです。

「施術スキル」「トレーニング指導のスキル」どちらか一つでも大変な労力が必要ですが、この両方を習得し、お客様に提供できるようになるのは簡単ではないことを、ご想像いただけるのではないでしょうか?

経験・未経験関係なし。ゼロから学ぶリカバリートレーナー資格講習

「施術スキル」「トレーニング指導のスキル」両方を必要とする、じつは厳しいといわれるリカバリートレーナーになるまでの道のり。
まずは、資格講習で、経験者も未経験者も関係なく、全員がゼロからメソッドを学びます。

リカバリートレーナーに必要な3つのスキルは、
「解剖(からだの仕組み)の理解」
「施術スキル」
「からだの動きを見極め・正しい動きを指導するスキル」
です。

この3つすべてを習得するために、どのように知識・技術を習得しているのでしょうか?

リカバリーメソッドの理解から実技訓練まで

リカバリートレーナーとして「解剖(からだの仕組み)の理解」「施術スキル」「からだの動きを見極め・正しい動きを指導するスキル」を習得するために、最低でも9ヵ月におよぶ資格講習を、対面で受講します。

リカバリートレーナーが学ぶメソッドは、「ユニット7メソッド」という、からだを9つの部位にわ分けて、回復を考えるオリジナルのリカバリーメソッド(理論)です。

からだの1部位=1ユニットとし、1ユニットにつき1ヵ月、5時間ずつかけて、全9ユニットそれぞれに必要な3つのスキルを学びます。

全9ユニットの講習受講

日程:
1ユニット1か月(5時間)×9ヶ月

内容:
リカバリートレーナーに必要な3つのスキル
(からだの仕組みの理解、施術、動きの見極めと正しい動きの指導※)
※主に歩行と、リカバリー体操・リカバリートレーニングについて

ユニット7メソッドとは?

からだを9つの部位に分けて考えるメソッドです。9つの部位は、中枢・連結・末端と3つに分類されます。
回復にもっとも重要な「中枢ユニット」から、「連結ユニット」、「末端ユニット」と順に学びを進めていきます。

「なぜユニット7メソッドなのに9つのユニット?」と疑問に思われたかもしれません。
じつは、それぞれのユニットには番号が振ってあり、もっと最も重要な中枢ユニットの2つには、ともに「0」を振ってあります。

このため、最後の番号が7となるため、「ユニット7」となります。

「ユニット7メソッド」の詳しい解説をチェック!

■曜子トレーナーの場合

東京本部で活躍中の曜子トレーナーは、資格講習を受けた時点では、からだの知識がまったくなかったため、授業で言われる、からだの名称が一つひとつわからず、はじめの数ヵ月は外国語で授業を聞いているような気分だったと言っていました。授業を録音し繰り返し聞き、まずは筋肉や関節の名前に慣れて覚えていくところからはじめたそうです。

しかし、リカバリーメソッドを学びながら、同時にリカバリープログラムも受けていくなかで、なぜ自分のからだが健康になっていくかを理論的により深く理解することができたと話していました。

曜子トレーナーの「なぜ?がわかると、痛みや不調が起きても、不用意に悩むことがなくなります。お客様の心に寄り添える自分の回復の経験に加えて、資格講習を受けたことによって、精神的な不安へ理論的に安心していただける説明ができるようになったことが、いまのセッションに活きていると感じています」という言葉から、確かな知識と実践に裏打ちされた自信を感じました。

資格取得後も、月1の講習でスキル磨きを継続

ここでは、講習終了後の資格取得までと、無事に資格取得したリカバリートレーナーがどのようにスキルを磨いているのかを、紹介します。

厳しい資格試験合格が必須

9ヵ月か月におよ及ぶ資格講習を終えたら、つぎは資格試験の合格を目指します。

はじめに筆記試験をクリアしたら、つぎは実技試験に臨みます。

この実技試験は、いまだ1回目で合格した者がいないほど、厳しいものです。なぜなら、ただメソッドを理解しているだけでは、実際のサービスを受けるお客様に満足いただくことはできないからです。からだは、とても繊細なので、決して妥協は許されません。

リカバリーメソッドの考案者である、代表の伊藤晃一が立ち合い、実際のサービスと同じ条件でサービスを行う実技試験を実施し、終始チェックを行います。
実技試験は、合格まで繰り返し受け続けなければなりません。習得した技術と、セッションへの感覚が鈍らないよう、試験の間隔も決められた期間内での受験が必須となります。

頭で理解できていることと、目の前の方に必要なリカバリー体操を見極めて提供するのは、まったく違うため、実技試験はここがとてもむずかしい部分です。

つらい腰痛で悩む方が、回復の希望を持ってプログラムに臨み、腰痛回復されるために、合格までそれぞれの課題を1つ1つクリアしてスキルを磨いていきます。

資格試験合格後も、月1の講習でスキルアップ

厳しい試験に合格すると、ようやく、リカバリートレーナーとしての資格取得者として認められます。しかし、その後も常に技術を磨き続ける必要があります。

お客様が回復し、満足いただけるサービスを提供し続けるには、常にトレーナー自身が成長し、学び続ける必要があるからです。

最低でも月1回、資格取得者のための講習が行われています。

全国で活動しているトレーナーが参加できるよう、オンライン受講も行っています。対面とのサービスの差がでないように、都度、講師による技術チェックのサポートも行っています。

リカバリートレーナー資格講習開催中

からだの痛みに悩む立場から救う立場へ。回復の喜びを知ってほしい

いかがでしたでしょうか?

腰痛ワンを訪れるお客様は、じつは重度の腰痛の方がほとんどです。

そんなお客様に寄り添えるのは、リカバリートレーナー自身が苦労して回復した経験があるからこそ。つらい経験を乗り越えた先の、喜びを知っているから、心からのサポートができるのです。

「健康で、普通に日常生活を送れること」の価値を、リカバリートレーナーは知っています。

そんなリカバリートレーナーたちは、困っている方を見ると放っておけない性格の持ち主ばかりです。自分はそっちのけで、目の前のお客様に一生懸命力を出しつくした結果、あとあと自分のからだが痛い、なんてことは日常茶飯事。

「痛みやケガは、リカバリートレーナーにとって何よりの財産」

と、代表の伊藤晃一が言いますが、そうやって、お客様の痛みや気持ちを理解できることで、より深く、お客様と向き合い、ともに回復のお手伝いをする糧となっていくのです。

そして、リカバリートレーナーは、目の前のお客様だけでなく、その方の家族や、大切な方の健康も叶えられる「からだづくりのパートナー」として、末永くお客様と歩んでいくことがいちばんの喜びです。
「自分のからだを知っている」リカバリートレーナーにいつでも相談ができ、トレーナーは「そのときその方に必要な運動のアドバイスができる」。そんな関係が、リカバリートレーナーとお客様の理想のかたちです。

なかなか改善しない腰痛でお悩みなら、まずは腰痛ワンのリカバリープログラム無料相談をお試しください。